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ハチの観察

今年は去年よりも少しだけ「ハチ(蜂)」の数が増えた気がする。これはとても嬉しいこと。

以前にも少しだけ触れたけど、世界のあちこちでミツバチの数が激減している。はっきりとした原因はわからないみたいで、栄養失調、環境の変化によるストレス、殺虫剤などの農薬、電磁波、など理由は色々とあげられている。ここ、バンクーバー島も例外ではなく、7〜8年ほど前から「ミツバチの減少」のことをよく耳にする。10年ほど前までは、野生のコロニーやオーガニックの養蜂農家(?)では、突然ミツバチがいなくなるとか死んでしまうということは稀だったんだって。それがここ5年ほどは、野生も養蜂農家も関係なく、ミツバチの数が激減しているらしいです。

ミツバチたちの活動なんて、気に留めなかったらニンゲンの生活に全く関係の無いように思える。でも、100種類の作物のうちの70%以上がミツバチによる受粉に頼っているわけで、つまり、彼らの活動がなかったら、庭の野菜も花が咲いても実がならず、スーパーに並ぶ9割の野菜や果物が消えてしまうことになるわけです。私も長いこと、ミツバチ=ハチミツって単純に考えていたんだけど、実はもっともっと複雑なもので、私たちの食生活ってミツバチの活動に大きく依存しているのです。

だから、庭に出ていて「ぶんぶん」という羽音を聞くと、「おっ、来てる来てる♪」って嬉しくなる。

今日は庭に来ていたハチたちをパパラッチしてみた♪

これ(↓)は「Mason Bee・メイソンビー」。

メイソンビー

小さくってハエみたいにも見えるけど、働き者のハチなんだよ。受粉活動を促すため、野菜や果物や花を育てている農家はメイソンビーを買ったり育てたりするんだって。私もやってみようかな〜って思ったことのひとつです(が、まだトライしてません)。メイソンビーは花から花へ飛んで受粉活動をするけれど、ミツバチの様に、女王バチが「蜜蝋」を使って巣を作ることはしない。代わりに小さな筒の中に「土や泥」を詰めていって卵を産み付けるんだって。古い木材に空いている小さな穴を巣にしたり。だから、メイソンビーを育てても、蜜は収穫できません。オモシロイ。

ボリジにいっぱい集まってきているのは、「Honey Bee・ハニービー」。一般にミツバチって呼ばれる種類のハチ。

ミツバチ

こうして観察していると、ハチたちにも「好きな花」があるみたい。ハニービーはボリジやトマトの花、ブラックベリーの花にたくさん集まってる。で、すごく集中しているのか、カメラを近づけてもすぐには逃げていかない。

メイソンビー

ミツバチって、どうやって花粉を運ぶか知ってる? 後ろ足の内側が平たくなっていて、ブラシの様に毛が沢山生えてるんだって。で、集めた花粉を蜜で湿らせて、それをこのブラシにくっつけるそうな。十分にくっつけた状態のミツバチの後ろ足は黄色くぷっくりと膨らむので「pollen baskets」って呼ぶらしい♪

で、今満開のガクアジサイが大好きなのが、「Bumble Bee・バンブルビー」。

バンブルビー

ミツバチに比べると「Hairy・毛深い」ハチ。バンブルビーには色んな色があるみたい。うちの庭に来るのは、黒に淡黄色のラインが入っている種類。ぷっくりしていて可愛らしい。

バンブルビー

バンブルビーは、ハニービーに比べると警戒心が高くって、私が近づくとすぐに逃げてしまう。あじさいの周りやサルビアっていうハーブの花にもたくさん集まってます。ボリジの周りでは見かけない。

このバンブルビーの「バンブル」っていうのは、その羽の音からきているんだけど、彼らの受粉の仕方も「バンブル」なんだよ。っていうのは、バンブルビーには特別な筋肉(flight muscle)が合って、それを震わせることで(羽を震わせるのではない!)花粉を散らすんだって。トマトなんかはこうやって受粉してもらわないといけないらしいよ。だから、よく耳をすますと、他のハチとは少し違った「ぶ〜ん」っていう音が聞こえる(らしい)

好きな花があるのか、テリトリーがあるのか。ミツバチの話って、読んでみるとすごくオモシロイよ♪

このハチたち、一体どこからやってきて、どこに帰って行くんだろう。しっかりと蜜を作っているのかなぁ〜。今年はりんごにもたくさん花が咲いて、実は小さな実をたくさんつけているのです。これも、ミツバチたちの数が少し増えたからかなぁ。

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ハチの観察” への8件のフィードバック

  1. バンブルビー、コロコロしていて可愛くて賑やかで大好き。
    でも、受粉の仕方にそんな秘密があるなんて知らなかった〜。

    自然の生態系を守る事って大切だよね、人間にとっても。
    いくら人間が頑張ってみた所で、自然の全てをコントロール出来るはずも無いし。

    土に触れない、土を見ない都会に住んでいると、
    蜂たちが私たちが食べる野菜や果物にに、大切な役割を果たしているなんて忘れてしまう人も多いのだろうな‥‥と思う。

    頑張れ、蜂たち!

    1. Sachieさん、こんにちは〜。
      バンブルビー、そちらでも見かけるでしょ?Sachieさんはベランダガーデンがあるから、すぐ側で見ることができるよね♪
      あのぽてっとした風貌が可愛らしい。私もぶぶぶーんの音の秘密を知ったときは驚いたヨ。
      こうしてハチの話を読んでいると、自然の生態系のバランスがどれほど大切か、痛感します。
      ほんの少しの手助けだけど、ハチの好む草花を植えることで、少しでもミツバチの数が増えればなぁ〜って思います。
      ってね、ミツバチのサポートをしている一方で、ナメクジ対策のビール風呂とかダンゴムシ集中攻撃とかをしているのもワタシ。
      ちょっと複雑な気持ちにもなるのです… 結局はワタシ中心で良し悪しを決めているのかなぁって。

      でも。ミツバチは応援し続けるよっ!

  2. 3枚目の写真のミツバチの顔、何だか人みたい!
    必死の形相ネ。
    ワタシも今日、後ろ脚に大きな花粉玉をくっつけたハチをたくさん見ました。
    住み分けというか、それぞれが専門の花を持つことで、
    無用な戦いとか飢餓を避けてるのかなー

    1. あはは〜、笑えるよね。すんごい集中して花に突進していっている様子、わかるよね〜。
      それが仕事なんだもん。
      花粉玉かぁ。私もそう呼ぼうっと。よくみるとぷっくり膨らんでいる蜂がいて、お疲れさんって思う。
      同僚が、先日、ハチが顔面に追突して、花粉玉をサングラスの上に落として行った〜!って騒いでた(笑)
      せっかく集めたのにねぇ〜。
      うん、好みの花があるのか、バンブルビーとハニービーが混じって群がっていることがないんよね。不思議。

  3. 蜂のこと勉強になりましたー。ありがとう。

    今年は、4月に急に一週間くらい暖かくなって、その後すごーく気温が下がったので、ミシガンのtart cherry は、だめになったんよー。
    変な気候って不安になるよねー。
    蜂の現象もPBSのDVDかなんかで見た気がする。。。ホントに心配。農作物の70パーセントってすごいよね。

    うちにはワスプがよーくくるよ。あと、carpenter beeね。Carpenter beeは ログに鉛筆削りの穴みたいなのあけるよ。すごいよね。。
    (薬で殺しちゃうけど)

    やっぱり環境破壊の影響なんやろか。

    1. kumasakiさん、こんばんわ。
      ミツバチの生体、オモシロイでしょ?ネットで読んでいるだけなんだけど、ハチの社会の複雑なしくみとか感心するよ。
      そっかぁ。ミシガンの気候もおかしいんやね。そんな気温が下がった時期があったとは。
      今年のアメリカはどこも猛暑なんだと思ってたけど、暑いばかりでもないんやねぇ。
      そう、変な気候。毎年ひどくなってる気がするから怖い。
      アメリカで不作の果物や野菜がでると、カナダの消費者にとってもつらいんだよ〜。
      今、ようやくチェリーが出始めたけど、あれはカリフォルニア産かな。

      ワスプは嫌だ〜。何度刺されたことか…気をつけてね!

    1. ボーダさん、ありがとう。
      あの真剣なまなざしのミツバチさんは、たまたま撮った写真に写っていたのをクローズアップしただけ〜。
      偶然ですねぇ。私、シャッタースピードを調整して動いてるものを撮れないので〜。あはは。

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